実はコミュニケーションが苦手です

~体の動きからリーダーシップが生まれてくる~

あなただけじゃない!
(長文ですが、お読み頂けると嬉しいです)

 

 

コーチングとの出会いは、10年前でした。

最初に習ったコーチングは

ビジネスコーチングでした。

ビジネスという設定なので、

行動目標を設定することが多く、

どちらかというと上司が部下を

面談するという印象でした。

 

 

ところが、相手の話を聴いていると

仕事以外のことが気がかりになっている

ことが多く、そのことが解決されたときに

その人の仕事に対する意欲も高まる

ことがわかりました。

 

 

実は、その当時、私自身も人生の転機でした。

結婚、解雇、病気を経験し、自分の人生を

もう一度、見直していたときでした。

 

 

そういう時期だったこともあり

コーチングを学びながら

私自身がビジネスではないテーマを

抱えていたのです。

 

 

周りの仲間は一流企業の人事関係の方たち。

なんだか、プライベートの課題を

話すことに違和感を感じ、申し訳ない思いで

参加していました。

 

 

トレーナーの方はもとより、

ビジネスコーチングは素晴らしいとは

認識しながらも、ビジネスだけでは無く、

その人自身にスポットライトを当てる

コーチングに出会いたいという

思いが日に日に膨らんでいきました。

 

 

そんな風に思い始めていた頃、

1人のコーチとの出会いがあり、

ワークショップに参加しました。

 

 

「え、身体で表現するの?なんだか面白そう」

というのが初日の感想でした。

それまで受けてきたコーチングとは

全く違う場の雰囲気はとても新鮮でした。

 

 

なぜかというと

そのセッションでは、コーチと共に自分の体を動かし、

感じるままに、まるでダンスのように、

表現していく方法だったのです。

 

 

その表現を繰り返していくうちに

自分の中に止めどもなく、あたたかいものが

内側から溢れてきたのです。

 

 

それまで、泣くことが出来なかった私が

一気に、人前で思い切りなくことが出来ました。

 

 

そこで気がついたことは

今まで、かっこよさを追い求めて、

人に迷惑をかけないように

できない自分を見せないように

ダメな私を出さないように

必死で、頑張って生きてきたのですが、

私が望んでいたことは、実はシンプルに

無邪気に、楽しく生きることだったのです。

 

 

コーチングを受けることで

自分自身の内なる壁(メンタルブロック)に

出会うということもよくわかりました。

 

 

なぜなら、新たな道を歩もうと

今までその人を

守っていた何かが壁となって

その行動をとめさせようとするのです。

 

 

もちろん、これもどちらが良い悪いではなく

その人にとって昔は役立っていたものが

今は役に立たなくなっているという

だけなのですね。

 

 

人間って、本当に素晴らしくよく出来ているなあと

思いました。

 

 

コーチ=コミュニケーション上手と

思っていらっしゃる方が多いかもしれません。

 

 

実を言うと、私は決して、コミュニケーションが

上手ではありません。

いえ、むしろ苦手です。

 

 

だからこそ、コーチングに出会ったのだと思います。

不器用だからこそ、自分の夢を実現したい人に

思いを込めて関わりたいのです。

 

 

コミュニケーションが苦手なのは

あなただけではありません。

 

 

そんなあなたに関わりたいと

あの時の私自身の様に、

あなたの中の何かを変えるきっかけの場を

今後も提供していきたいと思います。

 

 

長文、お読みいただきありがとうございます。