お家でできる やさしいうつのタイプ別セラピー

【緊張から痛みを感じるタイプ】

女性と男性の違いは、体の構造です。

当たり前じゃないか、と思われるかもしれません。

その当たり前が、現代生活において

体に負荷をかけてしまって、

女性特有の病気に悩む人も増えています。

 

 

特に、生理前のホルモンバランスの影響で

ブルーになったり、少し落ち込みがちに

なる方もおおいようです。

男性と同じように左脳を働かして、

がんがん働くと緊張状態が続き、

妊娠が難しくなったり、

子宮のトラブルが増えます。

 

 

今回は、精神的緊張から痛みを伴うタイプについて

ご紹介しますね。

 

 

Oさん(39歳 女性)は、社内で初の管理職となった女性です。

仕事重視のため、お休みの日も仕事に関する勉強会に出席し

休む暇なく働いてきました。

 

 

ところが、会社の売上が落ち始めた頃から、

気分がふさぎがちになり、生理痛がひどなり、

婦人科を受診すると、子宮内膜症と診断されました。

 

 

こころ:気持がやることにむかっているときは

   よいが、一人になると、考えごとに没頭

   してしまう。

   精神的緊張が強く、イライラするあまり、

   落ち着きがない状態になりがち。

 

 

からだ:顔色がくすみがちで、緊張から痛みを

   生じ、胃痛、頭痛、腰痛、生理痛を伴う。

   生理の時には、レバーのような血の塊が

   混じることが多い。

 

 

緊張すると肝気が低下し、血の流れも悪くなり、

血液がどろどろとした状態になりがちです。

活性酸素も増えています。

肌もかさかさになり、歯茎や唇の色が黒ずんできます。

あざが出来やすくなり、足に静脈瘤が

できやすくなります。

 

 

食べ物としては、黒豆、ニラ、黒きくらげ、レンコン

栗、みょうが、ラッキョウ、シソ、セロリ、春菊、

柑橘系がおすすめです。

 

 

冷たい食べ物や生野菜を避けて、温かいものを

食べるようにします。

体をしめる下着はやめましょう。

仕事を早めにひきあげ、早く寝るようにします。

 

 

ツボは、血海(けっかい)、膝のお皿の内側の上から

5センチ程度のところを、押します。

 

 

子宮がサインを出しています。

緊張をといて、おおらかに、リラックスできる

時間をつくりましょう。

がんばらなければならないという思い込みを

捨てましょう。そして、恋をしたり、

お洋服を選んだり、楽しいことに時間を使って

いけば、やわらかな雰囲気のあなたに

周りもサポートしやすくなりますよ。