お家でできる やさしいうつのタイプ別セラピー

【アップダウンで、むらありタイプ】

昨日は楽しい話で盛り上がっていたと思ったら、

今日は、なんだかブルー。 

特に女性は、生理前など気分の落ち込みが 

激しい人もいますよね。

ホルモンバランスによるものです。

 

一方、男性でも、40代後半になると体力の衰えや、

キャリアについて考えたり、男性の更年期というのもあります。

 

30代の方でも、飲み会で元気に話をしていた人が

翌日、肩を落として、表情もさえなかったり、周りにいませんか。

 

エネルギーが大きくなったり小さくなったり、

私たち、生きているものは当然時間によって、

季節によって、エネルギーの振れ幅が変わります。

 

ミネラルやビタミンの不足、貧血気味の方も

疲れやすいので、無理をするとエネルギーぎれ状態を

起こし、気分もグレーになりがちです。

 

 

今回は、気分にむらがあるタイプのうつのお話です。

 

山田さん(35歳 女性)は、仕事はもちろん、人間関係も

上手く立ち回りが出来る人で、周りの空気を読んで動くのが

上手なタイプ。

 

ところが、急に黙って、仕事に集中していたり

1人で窓の外の景色を見ていたりすることもあります。

 

体系はやせぎみで、胃腸が弱いタイプ。

疲れやすく、気持も沈み、憂鬱になっているときは、

人に意識がいかなくなり、1人でぽつんとしていることが多いです。

 

心理状態:気配りがすぎるため、胃腸も弱りつかれやすい。

      食が細く、ストレスで下痢や便秘を繰り返しがち。

     やる気がなく、いい加減になりやすい。

 

 

体の状態:体調がいいと元気で活発。持続時間は短い。

      疲れているほうが多いといえる。

 

胃腸が弱く、食べ物の栄養吸収が出来にくいので、疲れやすい

面があります。気を使うあまり、体調によって精神が不安定に

なります。体調がいいときと悪い時の浮き沈みがはげしく、

周りは、別人のようという印象をうけがちです。

 

留意点:少食でよくかむ

   できることをマイペースでやるとよい

   やりすぎたり、はしゃぎすぎないこと。

 

食:大豆、豆腐、なつめ、人参、しいたけ、にんにく、やまいも、

  かぼちゃ、サツマイモ、鶏肉、牛肉、レバー、

  うなぎ、どじょう、くこの実

 

料理:しょうが、羊の肉

   マテ茶、レモングラス

 

アロマオイル:ローズオイル(女性ホルモンに作用)

      ベルガモットオイル(天然の抗うつ剤)

 

漢方:当帰芍薬散 人参牛黄製剤

 

ツボ:三陰交(うちくるぶしの中央から、すねに沿って

      膝の下の方へ6センチほど上がったところ。

      親指でツボを3~4秒押して、2秒休む×3分間

 

消化のよいものをいただいて、周りに気を使うことをやめましょう。

朝粥にしょうがの絞り汁を入れたものをいただくと、体が温まるのと同時に

胃にも負担をかけません。朝は、体がまだ完全に作動していないので、

朝からたっぷり食べるのは、おすすめしません。

 

人は人。あなたは自分のことをやれば十分ですよ。