お家でできる やさしいうつのタイプ別セラピー

【無気力タイプ】

 

こんにちは。春は自律神経の調整が

難しい季節と言われています。
5月病といわれますが、自然界の気(エネルギー)の

高まりに体がついていかない時期でもあります。

そして、日本は4月始まりなので、この季節、

何かと心も慌しくなりますよね。

 

かくいう私もうつ症状がでる時があります。

甲状腺疾患があるため、うつのような状態になります。

(うつ病と甲状腺疾患は症状が似ています。

うつ病と思っていたら、橋本病だったというケースが

結構あります。ホルモン作用が異なるので、

気をつけてくださいね。)
つらさはなんとなく同じような感じがして、

なった人にしかわからない心模様がありますよね。

 

 

いずれにしても、エネルギーが低下している状態。

下半身をあたため、東洋医学で言う気(エネルギー)を

下半身におくりましょう。
(春は暖かくなるので、油断をして体が冷えています。

特に朝夕と昼の温度差が激しいため、体は調整が

難しいのです。)

 

 

まずは、無気力タイプの例を紹介しますね。
Aさんは入社8年目の社員です。

最近、会社が人員整理したため、

1人の仕事の量が多くなりました。

忙しい毎日をすごしているうちに、

あるとき朝、起きれなくなり、会社を休みました。

それからというもの、出勤するのが面倒で、

何をするにも億劫になってしまいました。

 

症状:疲れやすい

   食欲がわかない

   便秘

   声に力が入らない

   活気がない

   面倒くさい

 

Aさんのような症状は誰にでもあるかもしれません。

概ね10日ほど、このような症状が続くと、心療内科の

受診を進められることが多いですよね。

 

 

まず、臓器でいうと胃腸の働きがにぶっています。

少食でよくかむことがまずは大切ですね。

根菜類(かぼちゃ、にんじん、大根、ごぼう)やゴマ、

うなぎ、たまねぎ、サツマイモをいただくようにしましょう。
(例:かぼちゃとにんじんのスープ

  根菜の煮物

  かぼちゃと小豆の煮物)

 

 

足三里(膝下のすねの上にある突起した骨から

外側1寸5分の所)は胃の働きをよくするつぼがあります。

ここを上下にこすったり、すこし強めに押してみましょう。

 

 

腸の働きも弱っているので、仰向けに寝て、

両手の平をこすり合わせてから、片方の手の平で

おへそを中心にやさしく時計周りに30回以上

なでてみましょう。

 

 

シナモンが気分を高めます。

 

 

家で出来る簡単なヨーガや呼吸で体を整えましょう。

 

 

ペパーミントティも気分をすっきりさせてくれます。

 

 

パステルカラーのオレンジ色やイエローで気分を

ほんわかさせましょう。