ミルトン・博士に捧げます Ⅱ

【無意識を信じる】

前回に続いて、ミルトン博士のお話。

1人のユダヤ人が彼を訪れました。

ヒトラーが総統になる前でした。

ミルトン博士は、彼にヒトラーのユダヤ人に対する

考え方を説明しました。

「ヒトラーの言ったことを信じるなら

君はヒトラーを殺すべきだ」と彼に言いました。

 

当時、ヒトラーのつくった映画「意思の勝利」は

意図的に、催眠的につくられた作品でした。

ヒトラーは空から降りてきて、映画を見ている人が

まるで彼の目線でドイツ国民を見ているように感じるのです。

低い声で、ゆっくりと話すのです。

そして、多くの国民がメッセージを受け取ったのです。

 

受容しやすい環境をつくり、ラポールを形成すれば、

相手はメッセージを受け取ります。

ミルトン博士は、善意の人で人のためになる

メッセージを伝えました。

 

もし、ミルトン博士が悪意を持った人間だったら。。。。

 

光と闇。どちらを選択するかは、あなた次第です。