ミルトン・エリクソン博士に捧げます Ⅰ

【人として接する】

「この人に会いたい」と思う1人。

 

今は、亡きミルトン・エリクソン博士。
催眠療法やNLPを学んでいる人にとって、

馴染みのある偉大なマスター。

彼の残した功績は莫大で、時を経るごとに、人から人へと伝わり、

彼の人としてのあり方、生き方は治療家やセラピスト、カウンセラー、

コーチに多大な影響を与えています。

 

多くの心理学が仮説に基づいた理論をベースに

クライアントや患者を分析し、治療しようとするのに対して、

彼は、相手を人として接しました。

 

「何百年も人間そのものは変わっていない。

患者と医師ではなく、その人個人として接しているのです。

お互いのことは知らない、相互作用でおこることは

どんな心理学や理論だけでは判断できないから。」

 

そして、無意識を善なるものとして関わる彼のあり方は

分析ではなく、全体性、そして相手を信じることから

生きづらさを抱えた多くの人々を幸せの道へと導きました。

理由ではなく、やり方ではなく、そこに意味を見出すこと。

 

           That's enough.    彼の言葉です。